はじめに
この記事では、Fラン大学出身でありながら、GAFA2社(apple、amazon)で勤務した経験を持つ僕が、どの企業でも応用が可能な面接の必勝法をお伝えします。
- 面接の準備方法や、テクニックを理解できる
- 学歴に関係なく、GAFAはじめとする優れた企業で働くチャンスがあることを理解できる
- 就職・転職の面接が怖いものではなくなる。
Fラン大学卒でスキルも経験をなかった僕が、どのように面接準備を行い内定を勝ち取ったのか、具体的な心構えやマインドセット、面接でのアピール方法など実例を交えながら紹介していきます。
経歴の紹介
まず、はじめに僕の経歴を紹介します。
詳しくはプロフィールを見ていただきたいのですが、僕はFラン大学を卒業後、海外でプロサッカー選手になりました。
引退後、新たな情熱を発見できずに遊び回っていた結果、200万円の借金を抱えるニートになりましたが、自己分析を通じて人生を立て直し、GAFA2社で働いた経験を持っています。
現在はフリーランスとして、人生を変えたいと悩んでいる人に向け、自身の経験をもとに人生を好転させる情報を発信しています。
面接の必勝法
ここから、学歴関係なく自分の実績やスキルをアピールするための具体的な面接の必勝法を紹介します。
就職・転職の面接を受ける際に必ず意識してほしいことは下記になります。
- 面接の事前準備を徹底的に行う
- 心構えとマインドセットを整える
- 話し方のテクニックをマスターする
- 本番の想定をして準備をする
面接必勝法①面接の事前準備をする
就活や転職の際に行うべきことは面接の事前準備をすることです。
面接の事前準備は大きく分けて3つあります。
それは、「自己分析と自己PRの作成」、「企業リサーチと業界知識のインプット」、「カジュアルな会話力を磨く」ことです。
以下に詳しく紹介します。
事前準備その①自己分析と自己PRの作成
面接の準備には欠かせないのが、自己分析と自己PRです。
まずは自分の強みや弱み、過去の経験や実績を理解し、それらを効果的にアピールできるようになることが重要です。
具体的な自己分析方法については過去の記事で紹介しているのでそちらを参照してみてください。
自己PRは過去の実績を数字を交えながら具体的に示し、成功に使用したスキルが企業にどのようにマッチするのかを具体的にアピールできる内容にしましょう。
企業を「人」と例えてみて、企業理念はその人の性格と考えて、自分が会社の立場なら、ぜひこの人と働きたい!と思えるような自己PRを企業目線で作成してみよう!
事前準備その②企業リサーチと業界知識のインプット
企業リサーチと業界知識のインプットは、面接で適切な回答をするためや自分と企業がマッチしているのかどうかを見極めるために非常に重要な要素です。
以下のポイントに注意して、効果的なリサーチを行いましょう。
- 企業のビジョンとミッションを理解する
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企業の公式ウェブサイトやSNSなどから企業のビジョンやミッションを把握しましょう。
それによって、企業の目指す方向性や価値観を理解できます。
- 事業内容・製品・サービスを把握する
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企業が提供している製品やサービス、主要な事業分野を調査しましょう。
これにより、自分がどのように貢献できるかを考えることができます。
- 企業文化・働く環境を調査する
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企業の働き方や文化、福利厚生などを調べ、自分に合った環境かどうかを検討しましょう。
これにより、面接で企業に対する適切な理解を示すことができます。
企業理念や文化のどの部分に共感して、自分の強みを使用してどんな貢献ができるのかを明確にしよう!
事前準備その③カジュアルな会話力を磨く
面接でカジュアルなコミュニケーションが非常に重要です。
カジュアルな会話を挟むことで、コミュニケーションが円滑になり好印象を与えることができます。
以下のポイントを押さえて会話力を磨きましょう。
- 聞き上手になる
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相手の話に興味を持ち、適切なタイミングでリアクションができたり、質問をすることで相手との信頼関係を気づくことができます。
- 自分の話題を準備する
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趣味や関心があることなどについて相手に合わせて、質問とセットで事前に用意しておくとで緊張がほぐれ、会話がスムーズに進みます。
- 適切な距離を保つ
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面接官といえど相手は人間なので過度に緊張する必要はありません。
自分ならどんな人働きたいか?という視点から適切な距離感と態度で面接に臨みましょう。
面接官も人間だから、会話のキャッチボールができないと、業務に対しての不安要素になってしまうから自然な会話を心がけよう!
面接必勝法②心構えとマインドセットを整える
面接では心構えとマインドセットを整えることが非常に重要です。
なぜなら、マインドセットが整えられていないと、本番で緊張してしまい良いパフォーマンスができないという事態が発生してしまいます。
そうならない為の必須マインドセットを以下に紹介します。
必須マインドセット①自信を持つ
面接で一番大事なことは、自信を持つ事です。
何を話しても緊張や萎縮した態度では好印象を与えることができません。
周りの人が高学歴で、頭が良さそうに見え萎縮してしまう気持ちはものすごくわかります。
しかし、面接官があなたのどこに可能性を見出してくれるかはわからないので自分自身のことについて自信を持って話しましょう。
自己分析で強みを認識と経験の棚卸しをして、何を聞かれても大丈夫という自信がつくまで練習をして本番に臨んでください。
必須マインドセット②緊張を和らげる方法を知っておく
とはいえ、面接の前は緊張してしまいます。
そんな時の為に自分が緊張していると感じた時に、緊張を和らげる方法を知っておくことが重要です。
そこで僕がサッカー選手時代からやっていた緊張を和らげる方法を紹介します。
- 意識的に深い呼吸をする
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楽な姿勢で椅子に座り5秒で空気を吸い、10秒かけて吐くを10回繰り返します。
このような深い呼吸にはリラックス効果があり、緊張を和らげることができます。
- ポジティブな自己暗示をする
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「俺ならできる」「今日は調子がいい」などと自己暗示を繰り返します。
どんなに調子が悪くても、目を瞑り自己暗示を繰り返すことで自分の「脳を騙す」ことができ、不思議と調子が上がっていきます。
- ストレッチをする
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緊張している時は、呼吸が浅くなり筋肉がこわばります。
なのでマッサージやストレッチを深い呼吸とともに行うことで緊張をほぐすことができリラックスした状態で面接に臨むことができます。
何回か場数を踏むことで緊張感は少なくなってくるので、緊張した時は「大丈夫、失敗しても死なない」くらいの軽い気持ちで臨むことが大事です。
必須マインドセット③失敗を恐れず挑戦すること
面接に失敗しても死ぬことはありません。なので、「うまく話せなかったらどうしよう」などと考え萎縮する必要は皆無です。
むしろ当たって砕けろ精神で臨んだ方が、面接後に何が何がうまくいかなかったのかを分析する材料になります。
チャレンジしないことが面接では一番もったいないので、萎縮せずに受かる前提で話をして、面接官に対して自分を雇うとどんなメリットがあるのかをイメージさせるくらい強い気持ちで面接に臨みましょう。
緊張する気持ちはめちゃくちゃよくわかる、でも面接に落ちても死ぬことはないし、自分と合わない会社に入って苦しむほど辛いことはないから、落ち込んだり萎縮する必要はないよ!
面接必勝法③話し方のテクニックをマスターする。
面接では、実績を長々と話しても効果的ではありません。
自分の実績やスキルを効果的且つ端的に伝えるテクニックを下記に紹介します。
テクニック①過去の実績を具体的な数値を交えてSTAR形式で話す
STAR形式とは?
STAR形式とは、質問に対して、具体的な例を交えた簡潔でわかりやすい回答をするのに効果的な方法です。
STARは、Situation(状況)、Task(課題)、Action(行動)、Results(結果)の頭文字を取ったもので、質問に対してこの順序通りに回答することで具体的で非常にわかりやすく話をすることができます。
例えば、面接官が「過去に問題を解決した経験を教えてください」と質問をしてきたとすると、STAR形式で回答すると以下のようになります。
Situation(状況)
全四半期に比べ製品の売り上げが下がっている問題がありました。
Task(課題)
その問題に対して、顧客満足度の低下が原因と仮説を立て、その原因をアンケート結果から分析することにしました。
その結果、製品購入までの待ち時間が原因で販売機会の損失があることが判明しました。
Action(行動)
製品購入までの待ち時間を減らすために、セルフレジの導入と一人当たりのお客様との時間が短く顧客体験のスコアが良いスタッフからの接客のトレーニングの実施を提案し、チームメンバーを巻き込み改善活動を行いました。
Results(結果)
その結果、販売機会の損失することなく、全四半期に比べ2倍の売上額と10%顧客体験スコアが増加に成功しました。
こようにして、STAR形式で実績を話すことで、具体的でわかりやすく回答ができるようになり、非常に好印象です。
テクニック②実績やスキルを企業文化や価値観に合わせてストーリー形式で回答をする
面接では、企業理念や文化に自分の価値観がマッチしているかをアピールすることが非常に重要です。
企業理念と自分の価値観の相違があると、やりがいを感じれずモチベーションを高く維持して働くことができません。
企業理念と自分の価値観がマッチしていることが前提に、以下に例を紹介します。
この例では、チームワークやコミュニケーションが重視される企業を想定しています。
面接官:「過去の経験の中で、特に印象に残っている成功体験は何ですか?」
あなた:「大学でのロボットアームプロジェクトのチームリーダーを務めた時の経験です。
異なる専門分野の6人のチームメンバーと共に、当初はコミュニケーションの問題に悩みました。
定期的なミーティングを開催し、役割と期限を明確にすることで、チーム内のコミュニケーションが改善され、期限内にプロジェクトを成功させることができました。
この経験から、チームワークとコミュニケーションの重要性を学びました。御社がこれらの価値を重視している点に魅力を感じており、私はこの経験を活かして御社のチームプロジェクトに貢献できると確信しています。」
このように、自己分析や自己PRで明確にしたストーリーを会社の理念や文化に合わせて話すことで面接官に企業文化と適合することができるという良い印象を与えることができます。
テクニック③問題解決能力やコミュニケーションスキルを活かして成果を創出した経験をアピールする
一概には言えませんが、どの企業からも問題解決能力とコミュニケーション能力がある人材は重宝されます。
その理由は以下の通りです。
- 実践的なスキルの証明になる
具体的な経験や成功事例を共有することで、あなたが実際にこれらのスキルを持っていることを証明できます。 - 適応力と柔軟性の証明になる
問題解決能力やコミュニケーションスキルを活かして成果を創出した経験をアピールすることで、あなたが様々な状況や環境に適応し、柔軟に対応できることを示すことができます。 - 即戦力としてのアピールができる
あなたが問題解決やコミュニケーションスキルを持っていることを示すことで、採用された場合にすぐに業務に取り組むことができ、チームやプロジェクトに貢献できることをアピールできます。
このような理由から、面接時には問題解決能力とコミュニケーションスキルを活かして成果を創出した経験を話すことが非常に大切です。
なんでその企業に入社したいか?入社したらどのように貢献できるか?を自身のスキルや経験を具体的に伝えることで、面接官に活躍する姿をイメージさせることを意識することが大事!
面接必勝法④本番の想定をして準備をする
必勝法の最後は、本番を想定して準備をすることです。
一つの質問の回答に対して、予想される追加の質問を想定しましょう。
回答に対してどのような角度から質問が来ても柔軟に対応できるように筋の通った内容で準備をすることが大切です。
本番を具体的に想定して、様々な状況に対処する例を紹介します。
オンライン面接における注意点
新型ウイルスの影響で面接をオンラインでやることが当たり前になりました。
オンライン面接での注意点を以下に紹介します。
- 技術的な準備
オンライン面接前に、インターネット接続の安定性やカメラ・マイクの動作確認を行い、トラブルがない環境を整えましょう。 - ボディランゲージ
カメラの前であっても、視線をカメラに向けて相手とアイコンタクトを保ち、うなずきや笑顔でコミュニケーションを円滑に進めましょう。 - 服装や身だしなみに気をつける。
オンラインであっても、面接の場であることを忘れず、適切なビジネスアタイアを着用しましょう。
上記のことに配慮することでオンライン面接でも面接官に好印象を与えることができます。
困った時の質問実例
面接の最後にある質疑応答の際には積極的に疑問に思ったことを質問してみましょう。
しかし、必ずしも疑問に思うことがあるとは限りませんので、いざという時のために僕が実際に準備していた質問の実例を以下に紹介します。
- 「このポジションにおいて、最初の3ヶ月間で重要とされる目標は何ですか?」
- 「この役割での一番の課題は何だと思われますか?」
- 「この部署におけるチームの構成や働き方について教えていただけますか?」
- 「御社が提供している研修やキャリアアップの機会についてお聞かせいただけますか?」
- 「このポジションにおいて、成果を評価する主な指標は何ですか?」
- 「今回の面接のフィードバックをお願いできますか?」
質問は、自分の関心事や企業についての理解を深めるものであることが望ましいです。
また、質問を通じて自分の熱意や興味を示すことができれば、面接官に良い印象を与えることができるので積極的に活用しましょう。
まとめ
この記事では、Fラン大学からGAFA2社を渡り歩いた僕が実践した面接の必勝法を紹介しました。
自己分析で自己理解を深め、企業理念や文化に沿って自身の経験やスキルをアピールすることが非常に重要です。
学歴や経験がなくとも自分にしかない強みを発見し面接でアピールすることで、皆さんが入社したい会社の内定がもらえることができることを願っています。
- 面接の事前準備をしっかりとすること
- 心構えやマインドセットを整えること
- 経験やスキルをSTAR形式で話すこと
- 特に問題解決やコミュニケーションスキルを駆使して成果を創出した経験を話すこと
自分で準備するのに限界を感じたり、プロの視点が欲しい時は下記の転職相談を受けることもおすすめします。
僕自身も就職、転職の際はプロの人の話をたくさん聞いて面接の戦略を立てました。
ぜひ活用してみてください。