はじめに
こんな悩みありませんか?
人前で話す時、緊張してしまいうまく話せません。
どのように話せば聞き手が興味を持ってくれるのかわかりません。
相手に伝わる話し方がわかりません。
そんな悩みを持ってる方に向けて、GAFA2社でプレゼン100回以上経験している僕が、人前で話す際の必須スキルを紹介します。
本記事を読めば、人前で話す際の、話の骨組みの作り方や、実際に話す際の必須スキルが学べ、人前で話すことが怖くなくなります。
人前で話す時緊張しなくなるマインドセット
人前で話すスキルを紹介する前に、一番大事なマインドセットについて紹介します。
僕は、相手が理解しやすいように伝えるプレゼンが良いプレゼンだと考えていました。
しかしそれは大きな間違いで、良いプレゼンとは「聞き手を喜ばすプレゼン」なのです。
どのような内容でプレゼンをする時も、聞き手がプレゼンを聞いて喜んで、その後の行動に繋がるかどうかだ大事なのです。
なので、プレゼンをする時は、ゴールを明確に提示し、「どのようにプレゼンをすれば聞き手が喜ぶか?」というマインドセットで行うことが重要です。
プレゼンは聞き手へのプレゼントということを忘れてはいけません。
5つのプレゼンスキル
- 明確な骨組み作り
- 感情の共感ポイントを作る
- 声の使い方とボディーランゲージ
- プレゼンにインタラクティブを取り入れる
- アナロジーとメタファーで複雑な概念をわかりやすくする
スキル①:内容の明確な骨組みづくり
話す内容や時間などによりますが、プレゼンをする際は下記の順序でプレゼンを構成することが有効的です。
- ①アイスブレイク
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話をする前に、自己紹介や趣味などを紹介して聞き手との距離感を縮めます。
- ②アジェンダとゴール設定
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プレゼンテーションの概要や内容を簡単に紹介した後に、ゴールを明確に提示します。
- ③問題の定義と現状の分析
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議論の対象となる、課題や問題を明確にし、現状の成果報告を行います。
- ④提案と解決策を提示する
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問題に対する具体的な解決策がある場合は解決策や戦略を説明する。
全員でディスカッションを行うなど、他のメンバーにも発言を促すこと興味を引くことができます。
- ⑤結果とインパクトを説明する
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問題に対して、期待される結果やインパクトを具体的に説明します。
- ⑥まとめ、Q&Aセッション
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内容のまとめと聴衆からの質問に対して丁寧に答え、関心を維持する。
プレゼンテーションは内容や目的に応じて、構成や順序を柔軟に変更して行いましょう。
スキル②:感情の共感ポイントを作る
プレゼンに感情の共感ポイントを作ることで、聞き手の関心を維持させることができます。
感情の共感ポイントとは、「自分事として捉えてもらう」ポイントを作るという事です。
例えば、「環境保護」についてプレゼンを行うとします。
その際に、環境が汚染されている数字などのデータの羅列だけ見ても具体的なイメージはできないでしょう。
そこで、オフィス周辺の環境が著しく汚染されている箇所の写真や、環境が汚染されたことでどのような悪影響ができるのかを訴えることで、自分事として聞き手に関心を持ってもらうことができます。
これらをプレゼンに取り入れることで、メッセージが響くプレゼンテーションをすることが可能になります。
スキル③:声の使い方とボディーランゲージ
声の使い方とボディーランゲージはプレゼンテーションやスピーチにおいて非常に重要な要素です。
以下にポイントを詳しく説明します。
声の使い方
- 抑揚をつける
-
話す際に、声のトーンや高さを変化させることで、要点や聴衆の興味を惹きつけることができます。
- 適切なスピードで話す
-
早口になりすぎず、遅すぎず、適切なスピードで話すことで、聴衆にメッセージが伝わりやすくなります。
- クリアな発音
-
聴衆が理解しやすいように、はっきりとした発音で話しましょう。また、言葉を飲み込まずに、ゆっくりと口に出すことも重要です。
- 休憩を挟む
-
話す際に適度な休憩を挟むことで、聴衆に情報を消化する時間を与えることができます。
- 感情を込める
-
声に感情を込めることで、聴衆との感情の共有が促進されます。また、メッセージがより印象的に伝わります。
ボディランゲージ
- アイコンタクト
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話す際に聴衆と目を合わせることで、信頼感を築き、コミュニケーションが深まります。
- 自然なジェスチャー
-
手振りや身振りを使って、話す内容を強調したり、説明を補足することで、聴衆が理解しやすくなります。
- 姿勢を正す
-
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせた自然な姿勢で話すことで、自信に満ちた印象を与えることができます。
- 表情を使う
-
笑顔や驚きの表情など、話す内容に応じた表情を使うことで、聴衆との感情の共有が促進されます。
- スペースを活用する
-
ステージやプレゼンテーションのスペースを活用して歩いたり、位置を変えたりすることで、聴衆の注意を引き続けることができます。
声とボディーランゲージを意識的に活用することで、プレゼンが飛躍的に良くなり、話している最中も聞き手からの関心が伝わるようになります。
スキル④:プレゼンにインタラクティブを取り入れる
インタラクティブとは、双方向的なコミュニケーションや参加者同士の相互作用を促進する手法のことです。
プレゼンテーションにインタラクティブな要素を取り入れることで、聴衆の関心を引き続け、理解度を向上させることができます。
以下に、プレゼンに最適なインタラクティブな手法を紹介します。
- 質問を投げかける
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プレゼン中に聴衆に質問を投げかけ、意見や考えをシェアさせることで、参加者同士の対話を促進します。
- 小グループディスカッション
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聴衆を小グループに分け、特定のトピックについてディスカッションさせることで、互いの意見を交換し、理解を深めることができます。
- アクティビティ
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プレゼンの内容に関連するアクティビティや実習を行うことで、聴衆が実践的な経験を通じて学びを深めることができます。
- ブレインストーミング
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聴衆にアイデアや意見を自由に出してもらい、プレゼンの内容に関連する問題解決や新しい視点を共有することができます。
これらのインタラクティブな要素をプレゼンテーションに取り入れることで、聴衆の関心やエンゲージメントが高まり、より効果的なプレゼンが実現できます。
インタラクティブな手法は、プレゼンの目的や内容に合わせて選択し、適切に実施することが重要です。
スキル⑤:アナロジーとメタファーで複雑な概念をわかりやすくする
アナロジーとメタファーは、難解な概念やアイデアをより簡単に理解できる形で説明するために使用される手法です。
これらの技法を使うことで、聴衆にとって抽象的で難しいテーマを身近でわかりやすい言葉や例に置き換えることができます。
「アナロジー」
アナロジーは、異なる二つの事物や状況を比較し、共通点を見つけることで、理解しにくい概念を説明する方法です。
アナロジーは、「AはBに似ている」という形で表現されます。
例えば、プロジェクト管理のプロセスを説明する際、「プロジェクトを成功させるのは、料理を作るのに似ている。
材料(リソース)やレシピ(計画)が必要で、適切な手順や調理法(実行)を用いることで、最終的な料理(成果物)が完成する」というアナロジーを使うことで、プロジェクト管理のプロセスをわかりやすく説明できます。
「メタファー」
メタファーは、ある事物や概念を、他の事物や概念に置き換えて説明するための表現方法です。
メタファーは、「AはBである」という形で表現されます。
例えば、チームワークの重要性を説明する際、「チームは一つの機械である。各部品(チームメンバー)がうまく連携し、機能することで、機械全体が効果的に動く」というメタファーを使うことで、チームワークの重要性を強調できます。
これらのアナロジーとメタファーを使用することで、聴衆にとって難解な概念やアイデアを、より簡単に理解できる形で説明できます。
ただし、聴衆の背景や文化に合わせて適切な例を選ぶことが重要です。
まとめ
このように本記事では、GAFA2社で100回以上のプレゼンをしてきた僕が、人前で話す際のスキル5つを紹介しました。
ぜひ本記事を参考に、あなたの仕事に活かしてみてください。
このブログでは、人生を好転させるための情報を発信しているのでぜひ読んでみてください。